名刺デザイン|制作実績|Lino Mahalo

なぜ色か?なぜ福祉業界なのか?

色を使った福祉業界のチームビルディング研修を提唱する
発達色彩知育®️コンサルタントで社会福祉士でもある「Lino Mahalo」さんの
名刺をデザインさせてもらいました。

デザインをするまえに、
◯なぜ子ども向けと思われる「知育」のスキルが大人の人材教育に転用できると考えたのか
◯なぜ、福祉業界にフォーカスしたのか


など、宮川さんの想いの原点をじっくりお話をうかがい、ご好意で少し体験もさせてもらいました。
組織人から独立して単身法人営業するという道を選んだ決意に、かわいらしい雰囲気の奥にある芯の強さを感じました。

デザインにはそういった人柄もまとわせられるようなものにしたいと思いました。

宮川さんより「色の人」というイメージがあると営業時に印象に残りやすいという実体験を聞き、
奇をてらうことはひかえつつも、研修で使うカラーカードをイメージした「色の四角」をモザイク上に並べた
モチーフをアイキャッチにしました。

企業という一見すると個が見えない無機質な存在も、よく目をこらしてみてみれば、様々な色の個が組み合わさってできていて、決して単調なグレーじゃない。そんなメッセージを込めました。

渡した相手が、社内で説明するときの資料になるように

冒頭で、私がヒアリング時に聞いたような疑問は、おそらく営業先で担当者の方が上長に話をもっていくときや、研修予算をつけてもらう際、同じように聞かれることだと想像しました。そういった時、説明する方の簡易的な資料(カンペ)になるよう、裏面には訴求ポイントを箇条書きなどで短くまとめた説明を添えました。

目指すのは「渡しにいきたくなる名刺」

今回、私の手違いで納品を直接手渡しさせていただきましたが、
納品した名刺をみて「渡したくなりますね」という言葉をいただきました。
7/13に彼女が登壇するイベントに間に合わすことができ、華を添えることができそうです。

私が名刺で最近大事にしているのは、「誰かに渡したい」と思えるものということです。
もちろん、「自分がどう見えるか、見られるか」も大事なんですが

出不精で人見知り。人に会うのがそもそも怖いと思う私にとっては、
その前に「これ、渡したいな」というワクワクこそが
未知の人に会い行きたいと行動する動力になると実体験で悟ったからです。

営業というと特別なものに感じるかもしれませんが、
「自分(自社)をよく知らない人に、関心をもってもらい、あわよくば好きになってほしい」といえば
友達や恋人をつくりたいと思う時と大きな違いはなく、
拒絶や無関心を恐れる気持ちが沸いて、尻込みするのもおかしくありません。

感情があっても理性を働かせ、仕事といいきかせて頑張るだけで、その気持ちがないわけではないなら、
それらが少しでも和らぐほうがフットワークも軽くなるのではないかと思うのです。
「犬も歩けば棒に当たる」じゃないですが、
思いがけないものや変化のきっかけは、人との出会いからやってきたりしませんか?

売れる名刺がつくれること、を望む方にはご希望に添えないかもしれませんが、
私のコアな個性である人見知りをいう個性を無理に否定せず
デザインに活かす切り口として伸ばすなら、こういう部分を大事にするのもアリかなと思っています。


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