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デザインしているだけではわからなかったこと
過去2年、デザインさせてもらっていましたが、ボランティアでも仕事でもないという活動の概念が消化しきれていませんでした。
何が、人を惹きつけるのか。
なぜ就業中の現役世代の人がプライペーとの時間を割いてまで、かかわりたいと思うのか。
「デザインの仕事」として関わっている私には、正直「プロボノ」を理解することは容易ではありませんでした。
今のまま、デザインしているだけでは同じように「プロボノ」をよく知らない人に魅力を伝えるものを作るのは難しいという壁を感じ、今年から少し内側から関わらせてもらうことにしました。
その「豊田プロボノシナジープロジェクト」の成果発表会の広報用バナーをつくらせてもらいました。
はじめてへの不安、大人になってから寄り添ってもらったことありますか?
内側から見るようになって「とよたプロボノシナジープロジェクト」というものの、別の一面が見えるようになりました。
大人、それも中高年になると「教わる側から教える側」「育ててもらう側から育てる側」になることが増え、いつしか自分の慣れないことへの不安やはじめての挑戦に心を寄せてもらえる経験が少なくなります。
ですが、このプロジェクトでは運営スタッフの方やOBOGさんが情緒面まで目を配ってくれるのです。
「慣れない不安、はじめての不安」を受け止めてチャレンジする勇気をくれる。
年をとると新しいことへの挑戦に保守的になると言われるのは、情緒的なケアが少なく気持ちがくじけるからという点も侮れないのではないでしょうか。
小さな挑戦が自信をうみ、自分の生き方を見つめ直す勇気を持てる。
「SDGs」「社会貢献」という美しい言葉を外側から見ているだけでは、わからない魅力を知ることができました。
燃えるような緑
デザインのテーマは、燃えるような(萌えるような)緑のイメージですぐ決まりました。
緑には、安心・安全、成長、豊かさといった意味があります。
「心理的安全を確保した関係性の中での得られる、中高年の経験と成長の機会」
これが私が見た「とよたプロボノシナジープロジェクト」のコアな魅力ではないかと思います。
オーディエンス(Zoomオンライン、アーカイブ)の参加はこちらから
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeNK3ms_bP2MA3kI2uQZMtOpSS0BsY7tLvf_Kv4w3QhXhsOew/viewform(