画像検索のコツ1

ご自分でチラシづくりをしている方からこんな声を伺いました。

「チラシに使う商用フリーの画像を探すとき、欲しいイメージの画像がなかなかみつけられない。」

意識したことがない盲点の相談でした。
そういえば、どうやって検索ワード決めてるかのだろう?
いい機会なので、今日はこれを自分なりに言語化してみようと思います。

結論:時間はかかります。

1つのビジュアル素材が欲しい時、少なくとも5~6枚は候補を出しています。
必要な場合はさらに加工や合成を加え、意図したビジュアルに寄せていくのが一般的ですが、
その元となる画像あつめに苦戦すると、1つのビジュアルを用意するだけで、
数時間~半日とか時間をとられることもあります。

よく使いそうな素材の検索例

1)汎用性の高そうな抽象的な画像だと
ブルー キラキラ 背景 アブストラクト(抽象) ウェーブ

2)同じブルーの抽象背景でも少しデジタル寄りなイメージなら
ブルー 背景 抽象 サイバー

3)ビジネスで使う感じの画像だと
ビジネス 女性 スーツ オフィス

4)スーツじゃないオフィス(もしくは学校)の風景だと
ビジネス 女性 オフィス

5)屋外でのビジネスイメージの場合
ビジネス 女性 スーツ 青空

いずれも写真ACより検索引用

利用する素材サービスにもよりますが、タグづけされていそうな
検索ワードを複数いれて、私は検索することが多いです。

1つでは網羅できないときは複数組み合わせる
【一例】柿・子ども・カレーの3つのビジュアル要素に言葉を組み合わせて1つの世界観をつくります。※このイメージはダミーです。

レイアウトがやや複雑になりますが、2つ以上の画像をコラージュのように組み合わせ
細部を積み重ねて印象をつくる方法もあります。
これは、ビジュアル素材に過去の催しのスナップ写真を用いるなど、写真としての見栄えは少し弱いけど、リアルな雰囲気を表現したいときによく用います。
写真を四角くそのまま組み合わせて貼るだけでなく、丸型にトリミングしたり、切り抜きや画像処理できるようなら、1つにまとまりやすく紙面に動きもでます。

柿の画像は、AIが自動で背景を切り抜いてくれる無料サービス「切り抜きAI(ベータ版)」で切り抜きました。
有料ですが、1点から切り抜いてくれるサービス「切り抜きjp」などもあります。

この方法は技術や環境の差、素材の加工しやすさなどに左右されるため、必ずしもオススメの方法ではありません。可能ならチャレンジしてみると、できることの範囲は広がります。

次回は、画像合成に頼らないでビジュアルの幅を広げるコツについて、考えてみようと思います。

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