キャッチコピーについて思うこと
先日フェイスブックで流れて来た広告で目についたコピーについて投稿したところ、
百戦錬磨のコピーライターさんたちと、軽いキャッチコピー談義となりました。
私はデザイナーですが、コピーライターさんと仕事をするのが大好き
言葉に対する感度の高さ、視点の面白さ、洞察の深さに痺れるからです。
やりとりを通じて、ふわっとしてよく考えると意味はわからなくても、
キャッチするという機能に限っていえば、
語感や字面のいいカタカナや横文字にはその力があるという事実の再認識です。
私は、コピーライターが広告デザインの師匠(勝手にそう思ってた)だったこともあり、
デザイナーがやりがちなふわっとしてかっこいいけど、意味が曖昧な言葉を使いたくなると、
脳内から「コピーを舐めるな」という趣旨のセリフが再生されます。
だからといってデザイナーにキャッチするコピーを書く技量及び制作時間はないため、
やむを得ず自分が書く文は、生真面目でキャッチ成分は薄めになりがちです。
ですが、やはりキャッチコピーはキャッチしてナンボなわけで、
それを軽んじてはならないと思いを新たにしたのでした。
もちろん、言うまでもありませんが、
キャッチーであればよい、というわけではありません。
嘘はもちろん、誇大広告は信用を失いますし、
キャッチしても目的達成しなければ本質的には意味はないわけで、
キャッチーでかつ筋が通って気持ちを動かすコピーが一番です。
キャッチするコピーに絵がついてる
私がコピーライターさんとの仕事が大好きな理由は、
心を動かすコピーは、書体やビジュアルまでくっきり見えて、闘志に火をつけてくれるからです。
研ぎ澄まされた言葉に視覚的アプローチで超えられないか挑み、足し算ではなく掛け算を目指す。
この勝負の面白さが、私がこの仕事を続けていられる最大の動機です。
クリアデザイン営業時間 平日9:00-15:00
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