妄想ホラーバスに乗る
犬も歩けば棒に当たる
子どもと出かけた出先で、ある面白いアトラクションをみつけた。
それは、ホラーバス🚌
真っ暗にした観光バスの車内で怪談を聞くというアトラクションだのようだ。
移動式のお化け屋敷のようだが、外からみただけでは想像できない。
9月とはいえ、暑い屋外イベントなのでエアコンの効いているバス内アトラクションは涼みスポットとしても魅力で、子どもが興味を持ったので、外の日陰でしばし待つことにした。(私はホラー超苦手)
おそらく、コロナの流行がきっかけに生まれたアイデアではないか思うのだが、あんな思いもよらないような逆風の中で、よくこんな遊び心のあるアイデアが出せたものだと感心した。この影にどんなドラマがあったのだろう—
脳内プロジェクトX はじまる
自分がもし、経営者や従業員だったら?
業態そのものを揺さぶるような、自分の明日の雇用が危うい状況で、こんな視点を変えられるだろうか?
仮に外部から提案されても決断できたのだろうか。焦りや不安、緊張は視野を狭くするし、不安は財布の紐も堅くする。
どうやって、不安や焦り、緊張を緩め、アイデアを出すことができたんだろう。
仮に思いついたとしても、そしてそれをやってみようという意欲や覚悟をどう引き出せたんだろう。焦りや不安、未来の予測もつかないような環境の変化で、自分の足元がぐらつくとき、自分ならできるのだろうか。
自分が渦中の一人だったらと考えたら、汗だくなのに肝が冷え、尊敬の念が湧いた。
経営者なら当たり前、嫌ならやめればいいとバッサリやるのは簡単だけど、人間誰しもそんなに強いわけではない。逆境を支える根っこにあるものは、やはり特別な人にしかない限られたものなのだろうか?いやそうではないと信じたい・・・
などと母が木陰で妄想ホラーバスに乗っていたら、子どもが泣きながら走って帰ってきた。
どうやら怪談が、ものすごい怖かったらしい。
どんなホラーだったかは断片的にしかわかりませんが
「お母さんだけ聞かなかったのズルい!」とむくれるくらいに怖かったみたいです。
「KRBで逝く 心霊スポット巡り」ですって!
ブログを書くためにサイトを調べてみたら、ホラーバスのプロモーション動画もありました。動画は怖いので見てないし貼りませんが、リンクページの下の方にあります。
他にも心霊スポット巡りとかもやってるみたいです。
コピーがこれまた活かしてて、怖いけどちょっと好きです。怖いけど。