モノポリーで減税してみた
大きな政府
雨の日曜日、娘と二人でモノポリーをしました。
ウチはルールを簡単にして、鉄道、天気、水道は公営でプレイヤーは支払いのみ、
私有できない大きな政府の体制をとっています。
今回は2人とも引き悪く、序盤から公共料金と税金、トラブルなどの支払いが嵩み
国庫(銀行)にお金が戻るばかりで手元にお金が残らない・・・
物件を買うにもお金がなく、全く盛り上がらないまま破産でゲームが終わりそうなパッとしなさ。
サイコロ運の強い娘には、この展開は珍しい。手元の物件を抵当にいれてお金を借りながら進めるのもアリだけど、たまの休みにやるゲームくらいは景気よくやりたいじゃないですか。現実は物価高で大変なんだし。
臨時景気対策を打ってみた
とういうことで、プレイヤー兼国庫の番人(銀行役)権力を行使して、私から以下の提案をしました。
臨時景気対策
・所得税減税(200円→100円)
・手持ち現金200円以下の場合は所得税に限り免税
・景気が良くなったら戻す。
そうしたら、景気がもどってきたんですよね。
こういうのを試せるのがゲームの面白いところです。
資産に格差がつきすぎたときは、逆のことをして調整すれば
劣勢の人でも最後まで逆転も起こせる希望が持てて、楽しくやれるかもしれません。
追い込みすぎない
で、盛り上がってきたところで、勝負にでるべく資産を一点集中させることに。
私、勝負運がないのでこういうの仕掛けても、人がかかることは滅多にないんですが、
今回、引きの悪さが続く娘は、運悪くそこに止まってしまい破産。
そうしたら、ゲーム盤をひっくり返すという、文字通りの転覆が起きました。
普段、引きが良くて強いから序盤から忍耐の展開が続いた今回のゲームは
頭ではわかっても心では納得がいかなかったのでしょう。
こういうの未熟さはいくつになっても誰にでもあるとわかった今は、個人を責めるより、そこまで追い込まれない方法はないか?の方に気が向くようになりました。
ブロックストラインゴンの記事でも書きましたが
私、自分に勝つ系は好きですが、他人と勝ち負けを競う、特に他人を蹴落として勝つみたいなゲームはどうも好きでないようです。
夫には、子どもだからって甘くするとかえって努力しなくなるんじゃない?と呆れられています。
それも一理あるのでしょうが、それをやると今度は私が楽しくない・・・。
勝ちたい娘とわりとどうでもいい私が
「一緒に楽しめる遊びを考える」に頭を切り替えて今度は神経衰弱でリベンジマッチです。
衰えた短期記憶力では、全力出しても勝てないですから、これならwin-winです。