太鼓持ち付きプロフィール撮影プラン 発動?
過去の記事に自分がハッとする
一年前、ブログの記事を100上げると決め、はじめた更新。
夏前には終わるつもりでしたが、途中で息切れ。
もうクリスマスの足音が聞こえる時期になってしまいました。
今日は、最初に書いたこの記事が今の自分にヒットしていたので、
掘り返してご紹介します。
この記事は、図書館で読んだ子ども向けの本で
サントリーの烏龍茶の広告を手がけた、
アートディレクター・葛西薫さんのインタビューで印象に残った言葉を紹介しています。
子ども向けですが、本当に良い本です。
一年前も印象に残った言葉ですが、先日撮影の立ち会いをし、
この言葉が蘇りました。
現場のいいねを共有する
世界を変えるデザインの力〈2〉より引用
- 「あ、いいな」と思うものは、カッコつけていたものとかが全て抜け去ったときに撮れます。ぼくらとモデルが心を許しあったときです。それはとてもうれしい経験で、やめられなくなります。
- 「いいな」と積み重ねた広告を好きになってもらい、商品自体の良さ、「いいものはいい」を伝えることを大事にしています。
机の前にいるだけだと、「現場で積み重ねたいいね」バトンがデザイナーで止まってしまう。
これを論理的に説明はできないのだけど、実際現場に立ってみて肌で納得できました。
デザイナーがホイホイ現場にでれば、その分生産効率は落ちるから、
現実にはなかなか難しいのも理解はできますが、可能ならこういう関わり方したかったな、と思います。
撮影はしないけど、広告写真を見る数は多いのがデザイナー
そんなわけで、先日の撮影立ち会いを機に、
私のプロフィール撮影もしてくださった、カメラマンの永田ゆかさんと一緒に
「アートディレクターの太鼓持ち付き、プロフィール撮影プラン(仮)」をやろうと計画しています。
太鼓持ちなんかいらんやろ。
ツッコミはごもっとも。
ですが、撮られ慣れてないと緊張って結構抜けないもので、限られた時間内で撮ってもらおうとなると焦ってカタくなりがち・・・(自分も体験済)
当日の盛り上げ役だけでなく、SNS投稿、撮影した写真を使わせていただく側の視点から意見やアイデアも出し、あと撮影の雑用もしてカメラマンが撮影に集中し時間内で終われるようサポートします。
撮影技術はなくても、いろんなカメラマンの撮影した広告用写真を見る数、アートディレクションやデザインしてたら多いですから、案外馬鹿にできないものですよ。
なにより、打ち合わせだけじゃなく、撮影を通して人となりや個性を非言語で感じる時間を持てることは、その後つくるデザインにも、言葉では説明しきれない人柄や個性を纏わせやすくなる、手応えを持ちました。
ゆかさんの写真は、その人を盛る感じじゃなく、
自然な良さを引き出すのがうまい、と思います。
人だけでなく、物の撮影でもそのものの良さを誠実に引き出そうとする姿勢が
そのあとデザインの工程で使うとき、使いやすく印象的なビジュアルとして
効いているように感じます。
そしてなにより写真を撮るのが好きなことが伝わってくる。
それがモデルを気分を乗せるんじゃないかなぁと見てて感じました。
モニター募集?
リアルかFB、インスタグラムなどで繋がっている方限定になるかと思いますが
豊田市内某所の撮影場所指定で撮影モニター募集するかもです。
きっといい仕事すると思いますよ。