添削モニター|Before after|ドローンチームNadeshiko

分析)添削前のデザインをみて気になった点

案件)講座告知用チラシ
用途)別のイベント開催時に公共施設にて配布予定

調整ポイント

1)会場、連絡先、参加費などの主要な情報に目がとまるように文字組みを調整。色の明度差をハッキリつける。
2)センター合わせのレイアウトは静的→ドローンの躍動感をレイアウトから出したい
3)初心者向けのライトなイベント感が足りない→明るく楽しく、気楽に参加できる雰囲気をプラス

1)の文字組みは共通課題です。今回はシニア向けの講座なので、色の明度差をハッキリつけることも重視しました。

この記事でも同じようなこと書いていましたね。
素材から「動き、楽しさ」のエッセンスを抽出

限られた手法のなかで、紙面をまとめるときは
素材の中からアイデアを見つけてそれを引き出すことが多いです。

今回は、メイン画像につかったドローンが通る虹色の輪に着目。
「輪=円と虹色」をデザインのあしらいをして採用し、紙面に動きとリズム感、楽しさを演出します。

止むを得ないときはこの限りではありませんが、再現性を考え共有されたデータ以外のものは、無料で使えるCANVAの素材内で紙面をつくるよう心がけています。

修正前はセンター合わせのレイアウトでした。
センター合わせのレイアウトは落ち着いていて、安心感はありますが、本件はシニアに向けた新しい世界を広げ、ウェルビーイングに寄与することを目的にしているため、安定感<軽さ・動きと考えました。たて組み+横組みのタイトルも、レイアウトにちょっとしたひねりを加えるため今回用いました。

このように、目的にレイアウトの方向性を整えていくだけで、凝った装飾に頼らずとも、趣旨に沿った紙面作りは可能になります。

シニア向け=渋めとは限りません
「近接、整列、反復、余白」は見て覚える、手を動かして覚える

ブログで書いていることと重複しますが、今回から作業完了後CANVAのメモ欄に、添削時に注意したことを箇条書きでまとめたものを添えてデータをお戻しすることにしました。チラシづくりの基本「近接、整列、反復、余白」は、単に理屈を覚えるだけでなく、人のデザインを見ること、場数を踏んでレイアウトの引き出しを早く多く増やすことが欠かせません。

逆に言えば「センスや才能といった、曖昧なものにあまり左右されない」ともいえます。
チラシに限らず、文書や資料づくりなど日常生活にも応用できる点もあるのではないでしょうか。
もしこれを読んでチラシづくりって面白いな、こんなことにも使えそうと思われた方がいらっしゃれば、ぜびお気軽にお声がけください。私もこのニッチな特技の活かしどころを探しています(笑)

ラスト1枠です、お早めにどうぞ。

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